裏側矯正

裏側矯正について

舌側(裏側)矯正では、通常の矯正の時に、頬っぺた側につける装置を、べろ側につけます。大きく口をあけると見えますが、前から見たときはほとんど見えません。

普段あまり意識しませんが、喋るときにべろを歯に当てることによって発音などを行います。なので、歯の裏側に矯正装置が付きますので、見た目は綺麗ですが、少し話づらくなる可能性はあるかと思います。

お仕事などで見た目を気にされる方には向いているかと思います。しかし、やはり喋りづらくなるのはあるかと思いますので、接客業の中でもあまり喋ることが多かったりする場合は苦労されるかもしれません。

通常の矯正治療でも前歯のブラケット(器具)を透明のものにしたり、ワイヤーを白いものを使うことにより、以前よりは目立ちづらくはなっていますので、ご相談のうえで装置を決めていければと思います。

●裏側矯正ができるケース・できないケース
噛み合わせが深い症例(過度の過蓋咬合など)では器具が当たってしまうためできません。また、難症例の場合も難しいことがあります。
●裏側矯正の治療期間
程度にもよりますが3～4年程度で、表側の矯正に比べると治療期間は長くなる傾向にあります。また、1度の治療時間も長くかかります。