上大岡のやさしい歯医者 : 〒233-0001 横浜市港南区上大岡東2丁目42-22

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上大岡のやさしい歯医者 上大岡にしだ歯科クリニック

診療内容予防歯科

予防歯科について

歯科で扱う疾患は色々あります。予防と一言に言っても虫歯、歯周病、顎関節症、色々あります。それぞれ原因があります。
「なぜ?」を考えましょう誰にでも共通の予防はありません。

虫歯、歯周病の予防について

虫歯の予防、歯周病の予防に関しては、簡単にいえば口の中が綺麗だったら、虫歯、歯周病にはなりません!!
でもそんな事誰もが知っていると思います。
ではなぜそんな単純な事が難しいのか?ひとりひとり口の中の状態は違うし、仕事、趣味、など生活環境も違うからです。
なので、みんな同じ歯ブラシで同じ方法で磨いても、虫歯になる人もいれば、虫歯にならない人もいます。 厳しい言い方ですが、、、歯を磨いてるのと、磨けてるのは違います。
なので、なぜ磨けてないのか?ではどうしたらいいのか?を考える必要があります。 磨き残しの一番の原因は歯ブラシの毛先の当て方です。それを難しくするのが歯並びです!!

じゃあ皆さん矯正をしましょう!!と言いたいところですがこれはなかなか難しいです!
つくづく保険治療になれば・・・と感じますが今のところ矯正は基本的に自費治療となりますので、残念ながら全員が行える訳ではありません。 ならば、お子様であれば、歯並びが悪くなる可能性のある要因を防ぎましょう。
既に歯並びが悪くなってしまっている場合、もしくは予防できない(もともとの大きさや骨格的なものが原因の)歯並びの場合はその歯並びにあったケアの仕方を衛生士と一緒に考えて行きましょう。

 

そもそもなぜ虫歯になるの?

宿主要因(歯、唾液など)

細菌

糖分

時間

この4つが揃ったときに虫歯になります。

ご飯を食べると、細菌が糖分を分解して、酸を産生します。すると歯の表面の成分が少し溶け出します。 しかし、唾液の中の成分により、溶け出した所に再びカルシウムや、リンなどが補充されます。これを再石灰化といいます。 また、唾液には酸性のものを中性に戻す力、緩衝能があります。 これらが正常に保たれていれば虫歯にはなりません。ですが、汚れが長時間残っていたりすると、酸によって歯が溶けて行く時間が長くなります。すると、唾液による再石灰化が追いつかなくなり、虫歯になります。 ではこの中で改善できることは何か?

 

宿主要因(歯、唾液)

歯の質に関しては、フッ素を使用する事により、再石灰化を促進し、歯の表面を酸に強い成分に変えてくれます。
また、唾液の量が少ない場合は唾液腺のマッサージなどによってある程度改善されます。 唾液の量が少ないと、自浄作用(汚れが自然と洗い流される作用)が少なくなります。

 

糖分

キシリトールなどの、糖分に変える事により、細菌の出す、酸の産生を抑制することができます。

 

時間

細菌、糖分がある状態が長く続けば、どんどん虫歯になっていきます。なので、しっかり食後にこれをブラッシングによりリセットすることが大切です。また、食べる時間、タイミングも大切です。 おやつを決まった時間に食べていますか?仕事をしながらだらだら食べていませんか? 食事をした後、口の中は酸性に傾きます。これが長く続くと、唾液による中性に戻す力、再石灰化する力が弱まり、酸により、どんどん歯は溶けていきます。
間食は構いません。しかし、だらだら食べずに食事までの時間をしっかりあけてあげる事が大切です。

 

顎関節症の予防

顎関節症は様々な事が問題になる事がありますが、なんらかの要因で、顎に力がかかることにより、顎関節症になったり、悪化したりします。
歯ぎしり食いしばり、頬杖、楽器の演奏などもこれらの要因になってきます。

 

当院の予防歯科の特徴

一番の予防は生活習慣の見直し、過去に虫歯になったのであれば何が原因かを理解する事が大切です。

 

定期検診について

定期検診で分かる事・メリット

衛生士は担当制となっておりますので、以前からの患者様の口腔内写真をとって把握することにより、患者様の癖などが明らかになり、普段からのセルフケアに役立てていただければと思います。 それでも虫歯になってしまう事はあるかと思いますが、定期的な検診に来ていただける事により、早い段階で虫歯、歯周病を見つける事ができます。 また、お子様の場合、早い段階で歯並びが悪くなる兆候を知る事ができます。

定期検診でやること

以前のレントゲンがかなり前のものになるようでしたら、レントゲンを撮らせていただいて、目視では確認できない虫歯や、歯周病による歯槽骨吸収の状態を確認させていただきます。 また、歯茎の状態を確認して、磨き残しなどの確認を行います。 磨き残しがある場合は、まずは患者さんと口の中の状態を共有させていただき、ブラッシング指導、歯ブラシ以外にどんなケア(歯間ブラシ、フロス、フッ素など)をしていくと良いのかを丁寧に説明させていただきます。

 

定期検診のペース

最初の一通りの治療が終わりましたら、検診のペースを相談させていただきます。 例えば、ブラッシングが苦手、かなりの数の被せものが入っている、歯並びが悪い方の場合にはこまめな定期検診をお勧めします。 検診のペースは人によって様々ですが、なるべく3〜4ヶ月に一度のペースでの検診をお勧めします。

 

学校や企業での定期検診をされている方

学校や、企業で定期検診があって虫歯がないと言われて安心されている方いませんか?
では学校や企業の検診は意味がないの?意味はあります。 学校や、企業の検診は大きい単位(集団)でみたときに虫歯を早期に発見し、治療費を押さえる目的があります。
しかし、視診(目でみただけ)なので細かい所までは分かりません。歯茎の検査もしていないし、レントゲンも撮っておらず、あくまで視診です。 視診だけの検診で「大丈夫」と言われたからと言って安心ではありません。
歯医者でレントゲンを撮ったからといって、すべてが分かる訳ではないので絶対に安心ではありませんが、以前のレントゲンと比較したり、普段の清掃状態を把握することにより、より虫歯や、歯周病、その他歯科疾患の見逃しのリスクが少なくできます。